携帯 無料着うた

「着うた」という携帯電話 特有のサービスが開始されたのは2002年12月で最初に事業を行ったのはKDDI(au)である。それから翌年2003年にソフトバンク・モバイル、そのさらに翌年の2004年にNTTドコモが着うたサービスを開始した。当時、音楽業界全体ではCDやDVDなどの販売数が低迷しており何とか売り上げの業績不振を脱却しようとレコード会社が考えたサービスが「着うた」であるという一説も存在する。

ちょうどその頃、若者世代を中心に携帯電話の普及が加速度的に進んでいたが、着信音は着メロと呼ばれる4和音、8和音、16和音といったメロディが一般的であった。KDDIが着うたのサービスを開始した当初は「着うたに対応している携帯機種が数少ない」、「パケット定額制が適用されていないので通信料が大幅にかかってしまう」、「通信速度や携帯そのものの処理速度が遅い」といった理由で普及に伸び悩んだ。

しかし、KDDIはサービス開始から2年後の2004年7月には1億ダウンロードを突破、2年半後の2005年4月には2億ダウンロードを突破したと発表した。

着うたに無料サービスや海賊版など違法サイトが続出

サービス開始以来、ダウンロード数や普及率共に右肩上がりの推移を示してきた着うたであるが、水面下では著作権を侵害している海賊版や違法サイトによって第3者の手によって膨大な数の楽曲が不正にダウンロードされていた。これら違法サイトや海賊版の続出は正規の着うた(R)ダウンロード数の減少に拍車をかけたが2008年10月25日に1日に平均100万人以上がアクセスしていたと言われる「第3世界」という巨大な無料着うたサイトの管理人が逮捕された事を受けて以来、海賊版や違法サイトを利用するユーザーは激減したという。

先ほど述べた海賊版や違法サイトとは別に、無料着うたフルの配信サービスを行っている企業は多数存在するのだが「モバイル着うた」、「着うたライブラリー」、「MUSIC JAM」といった会社は著作権を侵害せず法律を順守して活動している。会員登録をしたユーザーが着うたを無料でダウンロードする度にJASRACという著作権団体に楽曲の使用料を支払っているからである。ウェブサイトのトップページ下部やコンテンツページにJASRAC許諾番号が記載されているのか、否かで楽曲の使用許可を得ている正規サイトか違法サイトかを判断する事が可能である。


着うた 最新情報


サービスを利用するに当たって

最後に無料着うたを利用した事がないユーザーにとって不明な点や落とし穴は沢山存在する。対応している携帯の機種は?楽曲数はどのくらい?本当に無料で利用できるの?ワンクリック詐欺など違法なサイトじゃない?欲しい楽曲が見つからない・・・。など不安な要素は抱えていると思われる。そういう場合は無料着うたを利用する前によくある質問を確認しておけば安心してサービスを開始できるはずだ。


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